タイのジャスミンライスが切れたのを機会に、以前から気になってた国産の長粒米ホシユタカを試したくてお取り寄せしてみた。いつも買ってるジャスミンライスだと送料込みで¥3000ほど、今回のホシユタカは¥2559。こりゃ良い!と思いポチった後、送料が¥970だと気が付く(笑)送料高ッ!キロ¥512はやっぱり高いな。でもジャスミンライスなんてキロ¥597ですよ。タイ米の関税低くなって欲しいと切に願います。あとリゾット用にイタリア米もね!(おまえの都合じゃないか^^;
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黒伽哩リベンジです
朝8時半から9時半までの作業、ここから長いです;自分用の記録なので他人様の参考になるかわかりません。というか自宅で黒伽哩作る人いるの?(笑)新玉ねぎ4個をギーで炒めます。この時点ですごく良い香り!そして今回でギー終了です!(涙
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玉ねぎ炒めてる間にスパイスを炒ってミルでパウダーにしておきます。後入れのパウダースパイスはここでは炒りません。クミン、コリアンダー、グリーンカルダモン、マスタードシード、フェヌグリーク。
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スパイスを玉ねぎに合流。しばらく炒めてからホールトマトを加え、馴染んだらミキサーにかけて滑らかソースにします。
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鶏胸肉を炒めてカレーソースと合わせた所。ここにバター入れたらもうバターチキンの完成です。が!ここからが本番なの(笑)
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あ、前回作った赤ワインのカラメルも追加。今回のカレーには赤ワインがボトル半分使われてます。使い過ぎると渋くなりすぎるので注意しないと。昔、水の代わりに赤ワイン一本使ってビーフシチューを作ったら食えたもんじゃなかった(笑)
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小麦粉とガラムマサラを乾煎り。小麦粉の粒子が舞い上がってクシャミが止まらない!
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色が付いてバター投入すると一気に真っ黒に!暗黒過ぎてワケワカラン;
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赤ワインを加えてアルコール飛ばしながら練り上げると、こんな感じになります。先日『フェルム・ソレイユ』で和知シェフに尋ねたら、デミグラスソースでもこうして色を付けると教えてもらいました。前回はこれを知るまで紆余曲折がありました;;
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それをカレーに投入。一気に色付いてきます。
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でもまだ黒さが足りないので、追加黒ルゥを作って加えます。パウダースパイスはターメリック、クローブ、チリペッパー、カイエンペッパー、クミン、コリアンダーを追加。
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うん、前回もこの位の状態から一晩寝かせて真っ黒になったので、今回もこれでOK。今日は雨模様の寒い一日なので、ベランダに出して冷まして寝かせましょう。では夕方までサヨウナラ(^.^)/
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夕食いただきます。
半日足らずでは黒さも今一つで、苦味もマイルドになってない。やっぱり丸一日寝かせて食べた方が良いですね。味は酸味が強い、スパイス入れ過ぎ;発汗作用凄いです。
そして長粒米ホシユタカは、パラリとしつつシットリ感もある、日本のカレーにすごく合いそうなお米でした。研ぐと普通に糠が出ます。ジャスミンライスのようにすぐ早炊きモードで炊いたけど、芯が残ったのでちゃんと吸水させた方がいい米質ですね。
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明日朝はこのカレーに手を加えていただきます。それと食べ終えてから気が付いた。わざわざこの為に作ったフライドオニオン使い忘れた!新玉ねぎで揚げると水分多すぎてカラッと出来なかったのが残念;

黒伽哩材料)
鶏胸肉、新玉ねぎ、ニンニク、ホールトマト、塩胡椒、粉末鶏スープ、バター、小麦粉、赤ワイン、赤ワインカラメル、EVオリーブオイル
スパイス(クミン、コリアンダー、グリーンカルダモン、マスタードシード、フェヌグリーク、ターメリック、クローブ、チリペッパー、カイエンペッパー、シナモン、ガラムマサラ、ガーリックパウダー)
&ホシユタカ(塩、バター、ターメリック)、ブロッコリー・ミニトマト・キュウリのサラダ、水菜の玉子スープ

2017.5.3 翌朝カレー
焦げないように鍋ごと湯煎して温めていただきます。朝の明るさだとこんな色合いで黒伽哩とは呼べないですね。焦げたフライドオニオンの方がはるかに黒い(笑)明らかに前回より焦がし小麦粉が足りなかったです。味は甘味を調整したので夕べより食べやすくなってます。しかし食べてる途中から汗がすごい。
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