買い出しコースで久しぶりに「山本」さんへ寄ってみると、なんと九州長崎フェアか!って位、長崎の魚が並んでる。くっそー!早く教えてよ!アラカブめっちゃ食いたい!
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平スズキもめっちゃ食いたい!でも¥1800・・・キントキも¥1750・・・orz
なのでアカハタかタカノハダイかで迷いに迷って・・・
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超レアなタカノハダイに決定。この魚が魚屋に並んでるのが奇跡です(笑)長年食べてみたかったんだよねぇ。北海道では獲れない魚を扱ってくれてるだけでも、山本さんは神!これで体長40㎝ほど。調理法を検索したら時々参考にしてるブログ「ざざむし」さんが書いてたので、今回も参考にさせていただきました。
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そしてこの魚が釣り人にも不人気で捨てられる魚だというのは、ウロコを引いた瞬間に悟った。ウロコ!めっちゃくちゃ硬い!!当然包丁なんて使ったらすぐダメになりそう。愛用のダイソーのウロコ落としですらかなり厳しい戦いでした;
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ウロコ自体は小さい方なんだけど、皮にギッチリ絡みついてる感じ。力ずくで下ろすから、飛び散るウロコ!もうこれ二度と下ろしたくない!
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クチビル厚ッ!
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参考にしたブログでは、内臓が臭いという事なので、分断しないよう引き出す。内臓脂肪が付いてました。
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今回のお宝は、卵。これだけ煮付けても仕方がないので、アラも全部煮ちゃおう。
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ウロコを落とし、内臓を抜いたらキレイに腹の中を洗って、あとは身質が硬く骨もしっかりしてるので、三枚に下ろすのは簡単です。ホラ、背骨には身は残らん。エラから血抜きしてるのか?捌いてもほとんど血が出ません。その為か内臓にも臭みは少ないです。
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しかし三枚に下ろした身の腹骨を鋤くのに難儀。頭付け根部分にめっちゃくちゃ硬いとこがあって、普通の魚のようにスッと刃が入らない。結構勿体ない鋤き方をしました。そして血合い骨も骨抜きで抜くのに難儀。なので自分には珍しく、血合い骨に沿ってカット。すごく身がしっかりしてる。密度も凄い。今日は水抜きして寝かせる時間が無くてそのまま盛り付けました。そもそも水抜きする必要すらない!(笑)
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繊維に沿ったり、逆らったりしてカットしてるのでバラバラです;
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脂が乗ってるようで、乗って無さそうで乗ってる?みたいな(笑)身が硬すぎて触っても脂っぽさを感じないけど、写真で見ると脂が乗ってるという。
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ワサビ醤油でちょこんと付けていただきます。・・・ん?美味いか?これ(笑)なんか独特な味がする。何だろうコレ?多分人によっていろんな表現をすると思うけど、自分としては「絵具を舐めた味がする!」(笑)
そして口に入れて噛んだ瞬間の弾力が凄い。一口目では旨味がよく伝わってこない。それに醤油を弾くので、いっそ醤油にドボンと漬け込んでおいて食べる。あ、やっと美味しい(笑)これはヅケ系向きな魚かも知れん!という事で、半分残して塩麹に漬け込みました。明朝味見してみよう。なので刺身の評価は後で。
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そしてアラの煮付け。アタマは割らずエラだけ抜いて煮てます。
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これがまぁ美味しい!煮付けた方が美味しいんじゃないの?自分の煮汁もまた美味しい自画自賛(笑)卵の味は普通でした。身の味自体とても良いけど、あくまでアラなので、小骨も多くウロコもすこし残ってて食べ辛い;あと腹の黒い膜の味がインクっぽい(笑)これも正当な評価をするなら、丸ごと煮たり焼いたりをしないと分からない魚ですね。二度目も買うかって聞かれたら・・・うーん、横のアカハタが食べたい(笑)今回はとりあえず冒険という事で満足しました。
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今夜は他に、大根と豆腐の味噌汁に、春菊のおひたしポン酢。ウマ-
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煮付け材料)
タカノハ鯛のアラ、生姜、あまくち醤油、酒、味醂、きび砂糖

翌朝のタカノハダイ塩麹漬け
案の定、塩麹に漬け込んだ方が美味しい!が!ショッペー!>< お茶漬けにしたらもっと美味しかったという(笑)しかしこの魚と同じ食感の魚は、自分の人生でも他に知らないな。風味、食感、かなり独特でした。
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