前回食べに来た際、年末28日に狼スープと合同でイベントやると聞いていたので、夕方16時という本来なら絶対外食しない時間だけど華麒麟に伺う。

店内には背中を向けてる店主工藤さんと5人のスタッフ･･･とよく見ると、驚くのはそこに山嵐オーナーの大村氏、狼スープ店主鷲見氏。いつもの寂しい（失礼）華麒麟からは想像出来ない豪華な空間になってました。今日に限っては自分の馴染んでる華麒麟ではなかった（笑）

しっかり空腹にして来ました。ラーメンとチャーハンのセットで注文。待ってる間、厨房の様子を眺めてるだけで時間が潰せる。

最初に狼スープ店主が中華鍋を振っていたチャーハンが提供されました。そこに後から山嵐オーナーが作っていた餡かけをザバーっとかけてくれて、何とも贅沢な餡かけチャーハンに！先に頂いたけど、薄味でラーメンの邪魔にならぬよう優しい味付けです。でも残念ながらラーメンが出てくる前に平らげてしまいました；

ラーメンを作る過程も各店主別に細分化されて澱み無く作られていきますが、中でも狼スープの鷲見氏の動きがキレがあって惚れ惚れ。そんな作業を眺めつつ、待ちに待ったラーメン登場。見た目純すみ系チックな醤油スープです。奥に煮干しらしきペーストが見えます。

この西山の麺が美味しい。「春よ恋」も自分のパン作りに使うけど、美味しい小麦です。ラーメンの麺にしてもしっかり美味しい。スープに負けないどころかよく馴染んでます。

スープは動物系に煮干しの香り、でも華麒麟のスープとは別物です。ここに煮干しペーストを溶かしながら飲むと、ますます華麒麟のラーメンとは別物になりました。むしろここは山さわを感じます（久しくご無沙汰ですが；）。全部のパーツが華麒麟らしさからかけ離れてます。美味しいラーメンだけど、何故このようなラーメンを作ったのか、今度店主に詳しく伺ってみよう。もちろんスープ一滴残さず平らげました。今年13回目で最後の華麒麟は意外で貴重な体験でした。

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