札幌 Eatful・Life

札幌自炊生活ブログです。

タグ:ゴッコ

今日の予定は別メニューだったけど、お店でアノ魚が今日も安かったので買ってしまった。今年初、というか前に作ったのが2015年12月で3年以上ぶりでした;
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オスのゴッコ二尾。卵が無い分安いけど、肝が入ってなかったら泣くからな!(笑)
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ドゥルンドゥルンである。
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ヤカンにお湯を沸かしてる間に、ざっと水洗い・・・しなくても良いんだけど(笑)
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お湯をかけると粘膜が固まって落ちやすくなり、その後は流水でも剥がれ落ちます。
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はい、ゴッコの提灯(笑)まな板に乗せると吸盤が引っ付く。楽しい。
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口を落として、吸盤も落とすと内臓が飛び出てくる。これは浮袋か。
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腹を割くと大きな肝が!やったー!!
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どちらも大きな肝と、小さな白子が入ってました。他の内臓は廃棄。身は大きめにぶつ切り、骨部分は小さめに。
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昆布をたっぷり戻して、大根と一緒に水からコトコト。ゴッコの身、肝、白子と順次加えて醤油で味付け調整して完成。後は夕飯まで待機。
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こちらはバター焼き用。水分がかなりすごいので、ザルに開けてキッチンペーパーで包んでおきます。
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水分の意味でもそのまま炒めるよりは、片栗粉付けてからのバター焼き。
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まずはバター焼き。先日エリンギ使い忘れてたので、一緒にバター焼きにしました。
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ゴッコのほとんどがゼラチンで、モチモチと柔らかいんだけどすごい弾力!そのまま飲み込んだら窒息必至(笑)煮るとトロトロになるのに、焼くと弾力硬め強めになって違う食感が楽しめました。
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こちらはゴッコ汁。
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箸で持ち上げると崩れるほどトロトロのゼラチン質。大きな肝はアッサリしてて脂っこさは薄め。白子が解けてコク増し要因になってますね。何より昆布ベースの出汁が美味いのなんの。生姜も効かせてスッキリ。今夜はゴッコ汁に軍配。やはり汁物鍋物向きの魚ですね。バター焼きの方は居酒屋メニューかな(笑)そういや三日酒飲んでないや。
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ゴッコ汁材料)
ゴッコ、昆布、生姜、大根、万能ねぎ、白だし、醤油、塩
バター焼き材料)
ゴッコ、塩胡椒、片栗粉、米油、バター、エリンギ、水菜


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ゴッコとはホテイウオのことである、と言った所で北海道以外ではゴッコもホテイウオも名前すら知られてないであろう珍魚(ちんぎょ)のひとつですね。自分自身もゴッコを調理して食べるのは24年ぶり位です。今日やまもとの鮮魚コーナーで見つけたので、高かったけど買いました。
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上から見るとむっつりフェイスです
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丸くてブニョブニョしてます
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おなかの吸盤で岩にくっ付いてるそうな・・・
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お湯をぶっかけると丸く膨れて硬くなります。パンパンのカチカチ!
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包丁の刃を立ててしごくと体表のヌメリが取れます。垢スリみたいで楽しい。
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内臓を取るとほとんど皮ばかり。これは脂肪なのかゼラチンなのか?
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オスだったので、でっかい肝と、ちょっとだけの白子?卵欲しかった・・・
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あとは野菜と一緒に味噌仕立ての鍋にします。
味の方は、今日は上出来。ゴッコも皮が一番美味しい!期待してた肝と白子が大したこと無くて、身と比べても圧倒的に皮がプルンプルンのニュルンニュルンで美味しい。いっそ皮だけ売って欲しい(笑)甘味を強めにした味噌仕立てが非常に美味しいです。買って良かったです。家族内評価も上々でした。
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材料
ゴッコ、大根、ニンジン、牛蒡、生姜、塩、甜菜糖、昆布、味噌、豆腐、ネギ、万能ネギ

出汁に使った昆布は鰹節と白ゴマで佃煮にしておきました。

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