本郷市場でまさかの67㎝のイナダ一本が¥980!!そりゃ買わない手は無いでしょう!
↓刃渡り24センチの牛刀がナイフに見える(笑)そもそもこのサイズだったら「イナダ」じゃなくてワンランク上の「ワラサ」じゃないの?まぁ店の表示に従います。
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今朝届いた藤次郎の牛刀を試す絶好の素材です。まず頭を落とす。骨を断つのも楽々できる。切れ味すごい!内臓の可食部と背骨、後に刺身で出る皮などはアラ炊きにしよう。これはなんて素晴らしい牛刀なんだ!と感動。三枚に下ろす直前に、しかし刃渡りが長いので家庭のキッチンでは奥行きが足りないので気を付けないとね・・・と思ったその時、
右ひじを引いたら牛刀のアゴの部分が左手薬指にコツンと当たった・・・
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痛てっっ!!と指をみると、薬指の第二関節の上がパックリと切れてた。骨にまで達するかのような深くてブヨっとした切り口から、血が出る出るあふれ出る(笑)

ギャアァァァァ━━━━━━(|||゚Д゚)━━━━━━!!!!!!


そりゃもう作業中断ですよ(笑)止血でキッチンペーパーにアルコール噴射で押さえつけてサビオ(絆創膏)6枚以上使ってグルグル巻きし、サポーターテープでぎっちり巻いて対処。しばらく血が止まらなかったけど、三枚おろしした後にもう一度はがしたら、傷口が塞がりつつあった。さすが藤次郎!切れ味良過ぎてくっつくのも早い!(そこ褒める?
関節部分近くなのでなるべく指を曲げないようにします。他人の血を見るとちょっとでも失神しそうになるのに、自分のは何故か平気な不思議。いやはや今後は厳重に気を付けます。マジで人(むしろ自分?)を殺せる包丁ゲットしちゃいました(笑)

そしてほとんど右手状態で捌いた三枚おろし&カブト割り。片手じゃ力が使えないので頭は鼻先に牛刀入れて、金具で包丁たたいて割った。強引過ぎて刃こぼれ&背もガリガリ;
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ここまで良く切れる牛刀で皮引き出来るのか、不安ではあったけどほぼ問題無し。ところどころ皮を中断してしまったけど;スキ引きの要領でも出来るので切れ味のいい薄い刃は使いやすい。切り落としの身を醤油つけて食べてみたところ、これが超ウマイ!半身は味噌漬けのつもりだったけど、全部刺身に変更です。半分は熟成させてみようと思う。
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改めて見るとやはり無事ではなかった牛刀の背。荒砥石でゴリゴリ砥いだけど、左手が不自由なので上手く行かない。刃先の刃こぼれは修正できました(そもそも牛刀で骨切るのが間違い;)。箱出しの時より良い塩梅で切れなくなった(笑)いや本当に切れすぎて危ないですよこれ!切れなくなった位で丁度いい。家族には絶対触るなと注意しました。
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夕飯前にバンドエイドのキズパワーパッドを初めて買ってきた。とにかく安い絆創膏を何重にも貼ってると、貼り換えの時に痛みと再出血がひどい。しかも水かぶるとアウトだし。このキズパワーパッドは防水だし一枚で足りて素晴らしい。傷口が包まれる安心感、厚み、柔らかさも良い感じ。貼ってしばらくしてから痛みも和らいでます。高いけど買って良かったですね。ちなみに傷口は2㎝と指の幅に渡る長さです。切り落とされなくて良かった;;
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刺身。いつもの雑盛りです(笑)この大きさになると味も良くなりますね。なかなか新鮮でもっちりとコリコリの中間。これは数日寝かせたらもっと美味しくなりそうです。これで半身分。アラを引いたら¥400分くらい。そう考えると、外食で刺身頼むのバカらしくなります。え?盛り付けセンスなんてどうだっていいんだよ!シッシ‼ ←成長せんはずです^^
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牛刀でもちゃんと切れます。刺身のために柳刃包丁まで買おうとは思わない。しかも確実に指を切り落とす絶対(笑) 山椒の木の芽の香りが素晴らしいです。
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アラ炊き。味はとても上々、しかし骨多過ぎ;そりゃ骨の部分だから当たり前;
肝と卵巣はそれほど美味しくも無かった;胃袋の弾力凄過ぎ。
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カブト焼き。オーブン250℃で40分。くっつかないホイルに皮がくっついてひっくり返せなかった(笑)皮がねっぱり過ぎ!塩だけの潔い美味しさ。脳天と目の周りの肉が美味!
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あやめ雪という皮がほんのりピンクの蕪。これがまた美味しい。葉っぱの香りがたまらなかったです。(材料)あやめ雪、塩、白だし、糸唐辛子
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食後食器洗いした後、キズパワーパッドを貼り換えようとしたら、粘着力が凄過ぎて固まってきた傷口を持っていかれてまた出血(笑)傷口じゃない肌から剥がすのですらすげぇ痛い。こりゃ一回貼ったら迂闊に剥がせないな・・・。今日は非常に痛い一日でした。