シュペックカルトッフェルン　Speckkartoffeln
って何やねん!!!　一言で言うと「ジャーマンポテト」ですね。舌噛みそうな名前で言うなって言われそうですが、ドイツレシピで作るならドイツの正式名で作れば何となく偉そうに見えるでしょ（笑）でも本物のレシピを検索しても日本語サイトでは見当たらない。というか正解が無い？結局は自分の好きな味付けで良さそうです。今回はキャラウェイを使います。

ジャガイモ（マチルダ）を前夜に20分茹でて冷蔵庫にしまっておく。一度しっかり冷やした方が良いようです。

昔職場仲間達でよく飲みに行ってたドイツ居酒屋のジャーマンポテトにも、ジャガイモとベーコン玉ネギくらいで、スパイスは胡椒以外入ってなかった。なのでただのジャガイモベーコン炒めがデフォルトだと思い込んでいた。本物を知るためにも若い頃一度ドイツに行くべきでした。でも行ったら行ったで毎日酔っ払って何も学ばなかったでしょう（笑）

完成。しかし玉ネギ多過ぎて水っぽくなってしまいました；イモは皮ごと一晩冷やしていたので、炒めても崩れにくくて良かった。味は普通のジャーマンポテトのキャラウェイ風味（笑）すでに三ヶ月経過したザワークラウトですが、腐るどころか全く色も落ちず美味しいままなので驚く。ちゃんと作れば本当に一冬持つ保存食なんですね。むしろ今夜はザワークラウトに感動しました（笑）

材料）ジャガイモ、ショルダーベーコン、玉ネギニンニク、塩胡椒、オリーブオイル、キャラウェイ
＆ザワークラウト

本日の主食
ロッゲンシュロートブロート　Roggenschrotbrot
ザワータイクを主成分として、ライ麦100％で焼きました。が！擂鉢で6時間たっぷり醗酵させるつもりが、寝てしまい10時間暖房前で放置され続け、クッキングシートにひっくり返したら上半分だけ剥げ落ちてきた！（笑）半分は擂鉢にへばり付いてる。勿体無い！惜しいので一応焼きましたが

この通り悲惨な状態ですが、味は･･･旨ッ!!めっちゃ醗酵してる目が覚めるほどの酸味。かなり美味しい！でもこれじゃあねぇ～^^；（笑）家で食べる分には美味しいパンです（笑）
レシピ）
ザワータイク400　ライ麦細挽き250　塩5　水50
キャラウェイ、フェンネル、クルミ　強力粉打ち粉分量外

ロッゲンミッシュブロート
もう一回、今度は醗酵させる時間が少ないので、リスドォルを混ぜてロッゲンミッシュブロートに。こちらにはフェンネルを練りこんでます。小麦粉とモルトパウダーも使ってるのに全然醗酵しない。その割にはクープは開きました。でも40分も焼いたのに中が生焼け；時間が経てば良い感じになるのかな？ならなかったらトーストしましょう。今日はパンの厄日。焼く日と全然かかってない；

レシピ）
ザワータイク300、ライ麦（細）100、リスドォル100、塩5、モルトパウダー3、水80前後
＆フェンネル

今夜はパンにもポテトにもザワークラウトにも、全部にキャラウェイが入ってたので、食卓も舌もキャラウェイ一色；　キャベツと玉子のスープだけが味覚リセットの救いでした（笑）
 

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#ライ麦パン

自家製ザワークラウトを仕込んで一ヶ月経ち、もう食べ頃なのでそのまま食べる他にも、ソーセージと煮込むドイツ料理を作ってみましょう。ずっとベランダに出しっ放しの放置だったけど、カビも生えず色も鮮明なままです。

鍋底に軽く水で洗ったザワークラウトを敷いて、ニンジンジャガイモを並べて塩胡椒、チキンスープ少々で弱火にかけておきます。野菜に半分火が通ったところでソーセージ並べて上にもザワークラウトをかぶせて少ない水分で蒸し煮にしました。これで正解なのかは分からない；

はい完成。ちょっと逃げないで下さい（笑）あの赤カブスープの悪夢よ再び！と慄いたけど、紫色が不気味なだけで（笑）味は美味しかったです。作った本人が驚いた（笑）どんな味？と問われれば、梅酢の味に近いです。野菜を梅酢で煮たら似たような味になるのではなかろうか。そんな料理が和食にあるのかは知らないし、検索したくも無いですが（笑）結局見た目が残念すぎました。普通のキャベツで作ったザワークラウト煮だったら（気分的に）普通に美味しく食べてたでしょう；　でも家庭内ウケは良かったです。

さすがにザワークラウト煮に玄米は合わないので、チキンピラフを主食で出しました。こっちも見た目残念ですが、味は最高で作った自分が驚いた。

ザワークラウトとソーセージの煮込み
紫ザワークラウト、ソーセージ、ジャガイモ、ニンジン、白ワイン、塩胡椒、チキンスープ
チキンピラフ
鶏モモ肉、ジャスミンライス、塩胡椒、ニンニク、ピーマン、チキンスープ、ナンプラー、ドライパセリ、卵

辛抱出来ず検索したら「イワシの梅酢煮」がヒット。これが美味そうじゃないですかー！
今度やってみましょう!!^q^
 

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#ドイツ

昔から憧れだったドイツには、メルヘン＆ロマンティック街道の旅とオクトーバーフェストに行こうと何度も計画してたのだけど、金のある時には時間が無い、時間がある時は金が無い（笑）と言う事でまだ一度も行けないまま。
だったら料理だけでもご当地を味わいたい、まだ忙しいので今夜はドイツでも最も簡単なファストフード「カリーヴルスト」を作ってみる。ただソーセージにケチャップとカレー粉をかけてポテトを添えただけの、しかしビールの共にはこれ以上考えられないメニューです。

と、ここまでが今夜ビールを飲むための言い訳です（笑）

しかしソーセージにケチャップとカレー粉をかけるだけの単純料理なだけに、カレー粉のブレンドも店によって違うらしいという。だったらその一点で凝ってみましょう。
カレー粉はいつも作ってるスパイスブレンドのマサラ。炒り立てスパイスを挽くので香ばしい。
ケチャップは、先日のピザでホールトマト主体で作ったソースを更に煮詰めてケチャップを追加。手を加えた分だけ美味しいと思う。今回使うソーセージは、いつぞやサドンデスソースを瓶半分ぶっかけて死ぬかと思ったけど、ソーセージ自体は非常に美味しいジョンソンビル。横は自作マサラ。どうせなので保存用に多目に作りました。

あとはジャガイモを揚げて･･･そうだ！芽の出たジャガイモ消費する前に新しいジャガイモが届いたんだ！今日は新しいほうで作ります^^；
完成図はあまりにつまらない見た目ですが；美味しかったです。よせばいいのにサドンデスソース（大さじ2杯以上ドップリ）もかけて脳天滝汗の大惨事でした；；ビールが進む進む^q^

そして、主食のパン。こちらはライ麦混合、キャラウェイも加えて美味しく焼き上がりました。 しかしまだザワータイク造りが成功してないので、ドイツパンではないです。ソースにもソーセージにも合って美味しかったです。つくづく自分はキャラウェイ大好きなんだなと再確認。

1.5斤焼いたのに3/4くらい食べてしまった。もちろん家族でですが；
もうパンはあんまり好きじゃないとか言いません（笑）焼き立て文句なし超美味です！

材料
ソーセージ（ジョンソンビル）、ジャガイモ（キタアカリ）、プチトマト、オリーブオイル、植物油
マサラ）
（ホール）クミン、コリアンダー、ブラックペッパー
（パウダー）クローブ、カルダモン、シナモン、カイエンペッパー
ケチャップ）
ホールトマト、ケチャップ、中濃ソース、デミグラスソース、塩胡椒


こんな食事とビールを済ませた6時間後。血圧106/73と111/73でした。
もうあんまり食事と関係無い気がする（笑）
最近の最上位は先日の「豚キムチ」の後で141/79でした。血圧分からん。

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痩せたければ主食を変えろ！というのが万年デブダイエッターの自分の信条。
精製した白い炭水化物は量を食べないと満足できないしすぐ消化されて空腹になる。血糖値も即爆上げされて糖尿病の危険性も高い。逆に精製してない炭水化物は繊維も多く血糖も緩やかに上下しミネラルも含む。健康に生きたければ少量で満足出来る未精製炭水化物を主食とするべきなのです。だったら何故そういうのだけ食べないの？と問われれば「飽きちゃったから」というのが本音（笑）やっぱり白いご飯だってラーメンだって食べたいじゃないですか！（笑）でも本当に低炭水化物ダイエットなんぞする位なら、主食を見直したほうが遥かに効果的なのは過去の自分の人体実験で証明済み。しかしそれは今の自分には書く資格がないの（腹の脂身を摘んで掴んで涙

先日久しぶりに「大本命個人的No.1ダイエット主食」のブルグルが食べたくなり、今までよりちょっと値段が高いけど高品質そうな商品をネットで注文したのが今朝届いていた。
開封してビックリ

小さすぎるやんけぇーーーーーなんじゃこりゃぁーーーーー!!!

500g手数料込み送料無料で￥1300ほど。開封してあまりの小ささに笑った（笑）今まで愛用していたDURUのブルグル1kgと並べても半分以下に感じます。ちなみにDURUの500gだと￥380です。ものすごい割高感です･･･。ちなみに右のDURUの方は丸粒で、左のLISKOは粗挽きなので粒の大きさが違います。個人的には粗挽きブルグルの方が好みです。この他にもサラダに適した細挽きがあり、挽いた粗さによって食感が大きく変わるのがこのブルガー小麦の面白いところです。用途によって使い分けられます。

この説明（下画像）の通りに作れば間違いない美味しいピラフが出来上がります。あとは試行錯誤で自分なりの美味しい作り方食べ方を探求すれば良し。これほどダイエットに適した穀類はそう無いですよ。ブルグル＝ブルガー小麦とはデュラム小麦の事で、分りやすく言えばスパゲッティの麦です。これを精製して練って形にしたのが、パスタ。その大元の精製してない全粒麦を加工したのがブルグルなので当然食物繊維やミネラルも豊富で、血糖値も緩やかに上げる低GI値食材なので食後に眠くなったりダルくなったりもしません。ダイエッターだけでなく糖尿病食にも本当に理想的な穀物なんです。スチールカットオートミールと共に、なんで広まらないのか不思議で仕方が無い。認知されないからいつまで経っても一般流通しないし高いままです（逆も然り

早速夕食に炊いて味をみてみましょう。
玉ネギ、ニンニク、鶏モモ肉、ホールトマトの順に炒めて煮詰めておき

ブルグルを炒め合わせてスープ加えたら蓋してまずは10分中弱火で煮ます

シメジ長ッ!!（笑）蓋をする前にシメジとバターを加えてから煮ます。今回ブルグル1と1/2カップにスープ500mlと、トマトの水分を忘れてスープ多過ぎました；　結局15分炊いた上に蒸らし後も水分が残ってたので2～3分炒めて水分を飛ばす。炊き上がった最初の時点でピーマンも加えて蒸らしの余熱で火を入れてます。

完成実食。
いつも同じような盛り付けなので食材の違いが分かりませんね；このブルグルは今まで試した物の中で一番硬いというか、挽き割りなのにグニグニした弾力が凄いです。最初は失敗かなと思ったけど、食べてる内に口が馴染んできて、味付け自体はバッチリなので美味しく感じてきます。ただ多目の水分量と火入れ時間でここまで弾力があると言う事は、表記の10分じゃ硬すぎて食えないんじゃないかと思われる。あと一回分あるので水分量も火力も変えて試してみましょう。

でも美味しくてもこの値段は主食にはありえない価格なので、次は他の安いブルグルを購入しようと思う。今の我が家には7種類の穀物があるけど（買い過ぎ！）ブルグルも常備しておきたい食材ですね。
そう、食後一時間半経ちますが血糖値の影響で眠くなってません＜世界野球（vsベネズエラ）が面白いせいかも（笑）

材料
ピラウ）粗挽きブルグル、玉ネギ、ニンニク、鶏肉、塩胡椒、粉末鶏スープ、シメジ、ピーマン、バター、ドライパセリ
ライタ風ドレッシング）赤玉ネギ、自家製ヨーグルト、マヨネーズ、レーズン、青唐ナンプラー、レモン汁、白黒胡椒

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#ピラフ

モレッ!!!

コサキンリスナーだけ思い出し涙してくれたら幸いです（笑）
モレはモレでも今回小堺関根氏とはなんの関係もないです；ゲベロッチョ

カレーばかり作ってると、世界のカレーや、ついには煮込料理にも興味が湧いてきてしまう。世界の煮込料理を検索してる折に知ったメキシコのモレ（Mole Poblano）という料理が美味しそうなので作ってみる事にしましょう。もちろん今回も･･･

「食べた事も無いのに知ったかぶって作ってみました！のコーナー」

です。本物どころか偽物の味も知らないのでレシピから想像して作る遊びです；
メキシコ料理って、タコスやトルティーヤ、チョリソーにコロナビールと、単品組合せ程度しか思いつかないのは自分が無知だからだけど、モレという料理は日本ではそんなに認知されてないんじゃないか？画像検索して見たら凄く美味しそうで、でも札幌ではモレを食べさせてくれるお店なんて無さそうだから自分で作るしかないのだ！というのが今回の調理のきっかけ･･･だったのに今検索したら、札幌のメキシコ料理店が出た！（笑）モレのセットで￥1200か･･･よし、自分で作った後で食べに行ってみましょう。まずはデッチアゲ料理を作って食べてからだ！（笑）

前日仕込み
基本的にトマトソースやワインソースをベースにチョコレートを加えて煮込んだ「モレソース」を鶏肉にかける、もしくは一緒に煮込む料理だというのは分かった。後は色んな情報をまとめて想像で勝手に作ります。いつか本物を食べて「ああ～～～ッこうだったのか!!!」っと悶絶するのを最終目的とする（笑）スパイスも幾つか使用する料理なので、強引にカレーカテゴリーに入れられるだろうか？今回は二日がかりの作業です。

スパイスはまずブラックペッパー、クミン、クローブ、ローレル、唐辛子を炒ってミキサーにかけてマサラを作り･･･っていつものカレーじゃないですか（笑）これでいいのか？

炒めた玉ネギニンニクにホールトマトを加えてスパイスも加えて煮込む。この時点ですごく良い香り。

モレソースで煮込む鶏を茹でるついでにソースをのばす為のチキンスープも作る。ネギと生姜だけですごく美味しい。

トマトソースにチキンスープを加えて煮詰めながらチョコレートを適当に投入して煮込む。味見すると、思ったより辛い！喉に来るので咳き込むほど。そんなに唐辛子入れたっけ？いや、これはブラックペッパーの辛さだ･･･じゃあ唐辛子要らなくない？（笑）ここまでで前夜の作業。寝かせて馴染ませて、明日の昼から鶏肉や他の素材を加えて煮詰めていきましょう。で、これで正解なの？（不安･･･


2日目当日仕上げ実食
夕食三時間前からモレソースに鶏肉を加えてコトコト煮詰めて完成。ではいただきまっす･･･うん･･･うんっ！ウマ･･･いか？（笑）うーん･･･いや美味いぞ！･･･えー？ほんとに？という感想（笑）。カレーかと言えばカレーじゃないし、チョコレートのシチューかと言えばそんなにカカオが出しゃばらず嫌味じゃない。ライスにもパンにも合ってますよ？なんとも説明の仕様が無い、奇妙で美味しい一皿でした^q^

鶏肉は煮崩れないようにトロ火でじっくり火を入れたので、スプーンでホロホロと崩せます。それでいて肉質もしっかりとしてるという状態。これは非常に贅沢です。ああ、ますます本物が食べたくなりました。札幌駅の地下のお店、近いうちに行ってみましょう。そして奇声を発して頭を掻き毟ることになるか？本物の味が楽しみです。モレッ!!（笑）

材料
モレソース）鶏モモ肉、玉ネギ、ニンニク、ホールトマト、高純度カカオチョコレート、ローレル、シナモン、赤ワイン、バター、チキンスープ（鶏モモ肉、生姜、長ネギ、塩）
スパイス）クミン、クローブ、ブラックペッパー、八角、ローレル、チリパウダー、唐辛子、カイエンペッパー
その他）ミニトマト、パセリ、バターナッツかぼちゃのポタージュ
DONGURI南郷本店のバタール、パセリソース、ドライパセリ 、白ゴマ