澄川の生鮮プラザに買出し。しかし毎回ヒットがあるわけでもなく、今回も欲しいと思うのは高い魚ばかりで、安い魚の種類が乏しい。仕方なく魚は真カジカだけ買ってきた。
20170215kajika01
50cm位の大きなカジカ。でも前回の方が大きかったですね、しかも安かった(種類が違う?)。まずヌメリを落とすのが大変。エラの棘が手にブスブス刺さって悶絶。キッチンばさみでヒレを落とし、腹もハサミで開くと危険度も下がります。あ、今気がついた!洗う前にヒレと棘落とせばいいんじゃね?(笑)
20170215kajika02
一番お腹が張ってるやつを買ってきて正解。大きな肝ゲット。軍手の血がリアル・・・
20170215kajika05
しかし期待していた卵巣は無く、代わりに大きな胃袋。見ただけで何かが入ってるのが分かる。魚の形してるから(笑)恐いもの見たさで毎回開いてチェックします。というか、胃袋も美味しいパーツなので食べるために必ず開きます。
20170215kajika03
すると15cmほどの小魚。形からしてキュウリウオ?しかし腹ビレはチカ。頭部が溶けてるので自分には判別不能。毎度、魚食魚の胃袋の強さに驚きます。
20170215kajika04
後は身をブツ切りにして可食部取りの完成。捨てるのはエラ、胃袋肝臓以外の内臓、不要なヒレくらい。これでみそ味の鍋にしましょう。昼はここまで。
20170215kajika06
鍋に先に根菜類を煮て、塩を振って湯引きしたカジカを加え、肝を裏ごしして味付け前の鍋に投入。胃袋は酒と塩茹でして刻んで野菜を煮る時点で鍋に投入(硬いので先に)。その後味噌酒白だし甜菜糖で味を調整して完成。こんにゃく入れ忘れた!夕飯まで少し馴染ませて置きます。
20170215kajika07
カジカ鍋、いただきます^q^ うーん今夜もまた薄味すぎました。もうオタマ半分の味噌を加えても良かったけど、薄味だからこそ飽きずにいただけました。これはこれで十分美味。身に脂が乗ってて美味しいカジカです。まだ半分以上鍋に残ってるので、明日朝またいただきます。前回のカジカ料理を見返すと、竜田揚げも作ってましたね。今日は疲れてるのでさすがに揚げ物は無理でした。
20170215kajika08
材料)
真カジカ、ジャガイモ、ニンジン、大根、木綿豆腐、長ネギ、万能ネギ、塩、酒、味噌二種、白だし、甜菜糖

それと、鶏の砂肝の生姜醤油煮。作っておけば後々もう一品欲しい時に助かります。
硬い砂肝が好きなので今まで白い筋を取らなかったけど、今回は大雑把に除去してみた。柔らかい!ウマイ!味の滲み方が違う!こっちの方が絶対いいじゃない!(笑)←
何気に今日はコレが一番美味しかったのは内緒
20170215sunagimo
材料)
鶏砂肝、生姜、あまくち醤油、酒、味醂、水、甜菜糖、白だし
 
翌朝カジカ鍋
味噌と甘味を追加してしっかりした味に叩き直していただくと、これが絶品。一晩経ってるのに生臭みも無いし、カジカの旨みも抜けてません。胃袋もトロトロのモツ煮状態でたまりません。やっぱり北の味噌鍋にはカジカがNo.1王者ですね。
20170216kajikanabe