2016.10.31 仕込み編
前回フクラギで作った切り込みが美味しすぎたので、今度はちゃんとニシンで作ってみよう。毎度おなじみ山本の鮮魚コーナーで「ハタハタどう?美味しいよ」と勧められるも、しかしこちらは「生で食えるニシンは?」とお兄ちゃんにダメ元で訊ねると「あるよ!」と背後の冷蔵庫からスチロール箱を出してくれた。並んでるニシンより一回り大きく、すでに並んでるニシンは生食とは書いてないので、訊いてみて良かった。こちらの刺身用ニシンは32~33cmクラス。一尾¥350を二尾購入。
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ニシンは柔らかいので出刃は止めて、籐二郎のぺティナイフで捌いてみた。これがめっちゃ良く切れる!買ってから更に研ぎ続けてるので、集中しないと自分がスパッと切れちゃう; 三枚に下ろして皮を引いて・・・上から二枚目の皮を忘れてました。全部の皮を手で剥いて、はて、ニシンの切り込みって皮付きじゃなかったっけ?後で調べたらそうでした(笑)ま、まあ今回も簡単に塩麹と混ぜるだけのものですからこれでいいやと。
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切れ端の身をそのまま食べると、これが脂が乗ってめっちゃ美味い!美味過ぎます!でも全部斜めに薄く削ぎ切りして、塩麹と味醂、唐辛子と混ぜ込む。フクラギは翌日からネットリ美味しくなってたので、ニシンも一日寝かせてから味見してみましょう。次回は乾燥麹の状態からニシンと一緒に醗酵させたいと思う。血抜き工程は省きました。(味見は問題なかったので数日寝かせます)
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2016.11.04 五日目実食
朝ごはんで試食。塩麹から漬け込んでても醗酵は進むのは、フクラギの切り込みで証明済みなので楽しみです。お裾分けした伯母からは、麹と一ヶ月漬け込むのだと教わる。次はそうします^^;
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塩麹で和えるだけの簡易版、ニシンの切り込み、これがもう!美味い!ウマイ!です!
全体的にネットリとろりとして極上の味覚。舌触り。喉越し。残念なのは大量に仕込まなかった事。一回で瓶の半分を消費してしまった。切り込みを堪能し、最後のカジカのコッコをかけてご飯をかき込む幸せ。今日も生きてる、それだけで、良い!(笑)
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いただいた白米が終わったので注文したコシヒカリの七分づき米。胚芽米と呼ぶには胚芽部分が欠けてる米も多くてちょっと残念だけど、粘り甘味ふっくら柔らかさでも白米以上に美味しい。全然玄米要素を感じないし、普通の白米を食べるくらいならこちらを食べた方がずっと良いですね。
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