澄川の生鮮プラザにて、巨大なボラが格安だった。他の巨大油子とどちらにしようか悩んで悩んでボラに決定。北海道産とは書いてあったけど、どこ地方産とまでは書かれてなかったです。

帰宅して測ったら、体長63cm。まな板一枚では足りません。

以前山本で買ったボラとは目の周りの脂瞼の感じが違います。

内臓と頭を一緒に取り出す･･･つもりが、胆嚢を破ったのか緑色に染まる。新聞紙敷いておいて良かった；食べる内臓以外は捨てます。骨が硬くて切り口ギタギタ；

巨大な肝と精巣はアラと一緒に醤油で炊きます。あとキレイな「へそ」もあったのでそれは刺身に。

皮を引いた後の身。裏返すとギタギタなので見せられない（笑）　中央右にあるのが「へそ」。

ウロコを引いたあとの皮。なんか凄いですね。このアップだと凄い巨大魚に見える（笑）もっと大きなマグロやブリのウロコはめっちゃ細かいのに、ボラのウロコは一枚が大きくて硬い。

さて夕食。ボラの刺身、へその刺身。今夜の薬味は山わさび。

隠し包丁を入れてみたら、すごく食べ易くなりました。今後大きな魚の刺身はこうしましょう。今回もむっちゃくちゃ美味しい！北海道のボラは最上級品ですね。東京湾のトラウマはもう忘れましょう（笑）いやぁ美味い。本当に美味い。臭みどころかボラ特有と思っていた匂いすら無いです。

今回の「へそ」にも砂など入ってなくてキレイ。臭みも無く、コリコリした歯応えと、旨味が素晴らしい。身よりもこの部位の方が旨味が上です。ボラの刺身が美味いからって切り身で買っても、この部位は味わえません。自分で丸ごとおろす特権です。魚屋でおろして貰う場合は「へそ寄越せ！」と言わないとダメよ！（笑）

今回は酢味噌和えも追加。これもまた美味しい。臭みをごまかす為の酢味噌じゃないから、身と酢味噌の美味しさをダイレクトに味わえました。ボラ美味い。鯛なんて食ってる場合じゃない。

ボラのアラ煮。今回もちゃんとウロコを落としたつもりだったのに、頭部にウロコが残ってて、それが煮汁に落ちてしまったので、煮汁の餡かけはやめました。しかも切り落しの量も多かったので、半分だけ食べて明日朝に持ち越しです。味はもちろん上々の上。

今夜はこれらに、雪化粧南瓜？の煮物。三つ葉絹豆腐の味噌汁。これで十分満腹。
ごちそうさま^Q^

材料）
煮付けは全部「酒醤油味醂甜菜糖」です（笑）酢味噌和えは「酢、味噌、甜菜糖」のみです。

ボラが出回ってる内に、次はカルパッチョやフライなんかにも挑戦してみたいと思います。