札幌 Eatful・Life

札幌自炊生活ブログです。

『フェルム・ソレイユ』の帰り、また山本に寄って魚を吟味。京都産の立派なサバが目についたので、高かったけどそれを買う・・・つもりが、天塩産のボラに気が付いてチェンジ!今年初の春ボラを味わいたかったので、京サバはまた今度。
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サイズを測り忘れたけど、70cm前後ありそう。今回迂闊にも胆嚢切ってしまった;このボラも首をざっくり切って血抜きされててありがたい。血抜き完璧なので、腹を裂いてもほとんど血が出ません。
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皮引き失敗;裏返してる方の表は見せられない(笑)
おかげでアラも多めに取れました!・・・ってオイ‼
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盛り付けてしまえば何とかなるさ(笑)相変わらずボラの血合いは美しい。つくづくもっとキレイに皮引きしたかった。で、味の方は、身はブリブリしこしこ!旨味も脂も程よく、本当にキレイな海のボラは最高に美味しいです。手前は貴重な「へそ」。アラの湯通しついでに一緒に酒茹でしたので、タタキ状態。コリコリして上質な砂肝の味ですね。
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ボラの皮は絶対捨てちゃダメ!酒茹でしてすぐザルに上げておく。冷めたら細切りしてポン酢合わせ調味料を和えておきます。
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毎度毎度この皮で悶絶してるけど、今回は完璧!コリコリしこしこプリプリ!臭みが一切無いので生姜しぼり汁も必要ない。ぬああぁ、なんでこんな時に酒がないのだ!(涙
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アラの味噌汁。加熱したボラの身は本当に美味しい。本当なら身の方もフライや天ぷらで味わってみたいけど、貧乏性なので刺身にしてしまいます;残った半身は切り込みにして明日いただきます。
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肝臓白子心臓は醤油酒味醂甜菜糖で煮付け。胆汁がかかったので苦味が出て残念でした; でもたった一尾のボラから五品。十分満足です。
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ボラの皮(ポン酢、昆布醤油、レモン汁
ボラのアラ味噌汁(アラ、生姜、味噌、白だし、甜菜糖、油揚げ、万能ねぎ
ボラの内臓煮付(あまくち醤油、酒、味醂、甜菜糖

野菜が足りないのでカリフラワーとトマトも追加。塩とお酢で丸ごと4分茹でたカリフラワーにはマヨネーズどっぷり付けるのが一番美味しい食べ方だと思う。カリフラワー自体旨味の宝庫ですね。
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以前某所で出会った和知シェフのお店『フェルム・ソレイユ』にずっと行きたかったのだけど、やっと条件が揃ったので食べに伺ってみた。開店時間からしばらく経ってるのに、お客がいない。これは良い時に来ました。
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ラーメンファンには『凡の風』とのコラボで有名かと思うけど、ここはハヤシライスのお店。最初名前を知った時はフレンチだと思ってたので「え?ハヤシ・・・」と驚いた記憶。しかし専門店の味とはどういうものか、一度はしっかり食べて学んでおきたかった。
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この調理工程を読むだけで気が遠くなる道のり(笑)
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う・・・うーん・・・こちらも捨てがたい!捨てがたいけど最初は基本のハヤシを食べようと決めていたので、ブレずにオリジナルソースでいただきます。
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今回本当はこのサラダが一番食べたかった(笑)ランチはセットでの料金なので嬉しい。シェフと一対一でカウンタでお話しながら頂くこの生野菜の美味しい事!ドレッシングも良い。サービスとして出す品質ではないです。美味しいの言葉しか出てきません(笑)会話してても和知さんが野菜好きなのがよくわかります。
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サラダを食べ終えてから作り始めるハヤシライス。オムライスもトッピング。サラダを食べ終えないと出さないのって本当だったんだ(笑)このハヤシがもう絶品!化学調味料なんて一粒も入ってません。一口頬張ると口の中に広がるトマトの優しい酸味と肉と野菜の自然な旨味、それがスッと消えていく。後に何も残らない。これ凄いです本当に。一瞬で作られたオムレツも半熟フワフワ!もう終始心の中でニヤニヤしてました。
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和知さんと料理の話をしてると、すごく勉強になる事がポンポン出てくる。これはもう勉強として通うしかない。というか本音はそのつもりで来ましたが(笑)案の定このお店を気に入ってしまったので、全品食べるまで通おう。しかし他の店からの誘惑も多いから厳しいのだけど・・・というかダイエットしないといかんのだけど(笑)シェフに伝えたこのハヤシの感想は「こんなに無垢なハヤシライスを食べたことが無い!」でした。
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食べ終わる頃にはお客さんが押し寄せて来ました。この後ランチタイムは満席だったのだろうなと思う。いいタイミングで来られました。おかげで食べてる間、色々お話が出来てよかった。また来ます、また来ますと何度も言いつつ帰りました;ごちそうさまでした!
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年配のご夫婦や主婦グループ、サラリーマンなどの客層で賑わってます。
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昨日から灰汁抜きしておいたタケノコを料理していただきましょう。
まずは刺身から。わさびポン酢でいただきます。ついつい日本酒の残りを出して来てしまう(笑)ポン酢では薄すぎるけど逆に筍の香りが良くわかります。
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煮物。自分のとしてはすごく薄味だけど美味いです。和食になると本当に失敗がないので、自分はずっと和食作ってればいいんじゃないの?(笑)
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午後になって急遽決めて用意した筍ご飯。これもすごく薄味なんだけど、結局今日は全部家族に好評。出汁の香りがよく出てます。これには自分もお代わり不可避。何なら三杯目も食べたかったけど自粛。毎日ぜいたくすぎです;ごちそうさま^Q^
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筍ご飯材料)

五分づき米、タケノコ、しめじ、椎茸、油揚げ、塩、酒、白だし、天然だしパック(かつお、昆布)、昆布醤油、万能ねぎ
煮物材料)
タケノコ、鶏モモ肉、ニンジン、コンニャク、さやえんどう、酒、味醂、昆布醤油、あまくち醤油

珍々亭のインスタント袋麺を買ってあったので、朝昼兼ねていただきます。ええ、二袋分ですが何か(笑)
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油そばは20年程前に出会った武蔵境の珍々亭と、東小金井の宝華が自分の原点。どちらも全くの別物で、なるほど油そばは麺をタレに和えるスタイルなら、後は色々と自由なのだと知る。今では札幌でも広まってもはや説明の必要もないくらい一般的に認知されてると思う。それが好まれてるかというのは別の話ですが(笑)油そばの名称は抵抗あるのか、まぜそばの方が多用されてる気がします。
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麺の茹で時間5分。しかしまだ硬いので6分で茹で上げ。醤油ダレを開封すると、液体脂の量に驚く。そして麺を和えるとまた油っこくて驚く。いやいや、本来の油そばってこんなのです(笑)食べてみるとあまりにパンチが無いので、ラー油を回しかけてさらに死亡。
                                脂肪だけに・・・
お酢、醤油と加えながらいただきます。めっちゃ油っこい;ラーメンのスープを飲み干す自分にも相当油が厳しく感じる;;しかし近年の乾麺の進化はすごい。生麺とは違うのだけど、ムッチリ具合が逆に生より美味しいかも知れない。普段ならこの量で楽勝なのに、お腹いっぱいで食後苦しいです。華麒麟の丼に対しこれだけボリュームあるので、一袋で十分でした。お店の珍々亭では、最初大盛りでも苦しかったのに、二郎の大全マシが食えるようになったら特大でも少なく感じるようになりました(笑)程ほどにしないとね;
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材料)

珍々亭の油そば、長ネギ、ガンコ親父のチャーシュー(常)、かまぼこ、市販メンマ、半熟味玉、胡椒 &お酢、ラー油、醤油

2017.4.19
やまもとにて、熊本産のブリッと大きめのタケノコを一本千円足らずで購入。煮物に使いましょう。その後、畠山商店に行ったら同じような大きさで¥300程度で「しまった!」と焦る。しかし持ち上げると重さが段違い。この熊本のタケノコ買って正解でした。札幌ではトマトも熊本産が多く出回ってます。どうせなら熊本ラーメンのお店も進出してくれないかな。毎日行きますよ(コラ 笑)
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灰汁抜き用の糠袋も付いていて良心的。しかしこの大きさには絶対足りないので、糠漬け用にストックしていた糠を1カップと唐辛子も追加して茹でます。しかもタケノコ全部湯に浸からないので、こまめにクルクル回してやらないといけない。ああメンドクサイ・・・しかし美味しいものの為に頑張ろう。
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二時間ちょっと茹でて竹串がスッと入るようになったので、火を止めて冷めるまで放置。
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2017.4.20
鍋に糠といっしょに一晩冷ましておいたタケノコ。ちゃんと程よく火が通ってます。
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水に浸けて保存。と言っても料理に使ってすぐ無くなると思いますが(笑)今年もふきのとう、タケノコと春の味覚を味わえて幸せです。
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